今日は成田山新勝寺へのお参りと、参道でのグルメを楽しむために成田へやってきました。
成田といえば、やはり「うなぎ」。今回は数ある名店の中から、歴史ある**「駿河屋(するがや)」**さんを訪れます。
目次
成田駅から続く、歴史ある表参道

JRおよび京成の成田駅を降りると、そこから成田山新勝寺までは約800mの表参道が続いています。
江戸時代から門前町として栄えたこの通りは、今でも当時の面影を色濃く残しており、歩くだけでタイムスリップしたような気分になります。
参道沿いには150店以上の飲食店やお土産屋さんがズラリ!
名物のうなぎ料理をはじめ、鉄砲漬けや羊羹など、成田ならではのグルメやお土産選びに目移りしてしまいます。
なぜ成田で「うなぎ」なのか?
海から少し離れた成田ですが、近くには印旛沼や利根川があり、古くから川魚料理が盛んでした。成田名物としてうなぎが定着したのは、なんと江戸時代の元禄年間頃からだそうです。長い歴史があるんですね。
職人技が光る!「駿河屋」へ到着
参道の中ほど、ひときわ活気のあるお店が見えてきました。ここが今回のお目当て、**「駿河屋」**です。
店頭では、職人さんがうなぎをさばき、串に刺し、炭火で焼く姿を間近で見ることができます。香ばしい煙とタレの匂いが漂ってきて、食欲を強烈にそそられます!
写真で見る駿河屋の魅力




旅館からうなぎ専門店へ 〜駿河屋の歴史〜
美味しい鰻をいただきながら、お店の歴史にも思いを馳せてみます。
駿河屋の創業は、江戸時代の寛政年間(1798年)にまで遡ります。
屋号の由来は、創業者の駿河屋与兵衛が現在の静岡県出身だったことから。創業当時はうなぎ屋ではなく、旅籠(はたご=旅館)として営業していたという記録が残っているそうです。
時代の変化と共に
当代より5代前の当主・豊吉の時代には、両国・浅草・吉原・向島に支店を持つほどでしたが、関東大震災や戦災によりそれらは失われてしまいました。
その後、鉄道などの交通網が発達したことで、成田山への参拝が日帰りで可能になりました。そこで駿河屋は、宿泊を伴う旅館業から、参拝客のお腹を満たす「中食屋(飲食店)」へと商いの形を変えたのです。
現在では、代々受け継がれた「秘伝のたれ」が自慢のうなぎ専門店として、多くのお客さんに愛されています。歴史の荒波を越えて受け継がれた味なんですね。
参道散策で見つけた素敵な風景
駿河屋での食事の前後には、参道散策も楽しみました。



最後は成田山新勝寺へお参り
お腹がいっぱいになった後は、参道の突き当たりにある成田山新勝寺へ。公式HPはこちら

美味しいもので精をつけて、お不動様にお参りをする。心も体も満たされる、素晴らしい成田旅となりました。皆さんもぜひ、歴史とグルメの街・成田を訪れてみてください。
アクセス情報
駿河屋(するがや)
- 住所: 千葉県成田市仲町359
- アクセス:
- JR成田線「成田駅」から徒歩約10分
- 京成本線「京成成田駅」から徒歩約10分
- 成田山新勝寺総門からすぐ
今回のハッシュタグ
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