こんにちは!今回は、東京ビッグサイトで開催されている**「東京モビリティショー2025」**の様子を写真たっぷりでお届けします。毎年11月の初旬に開催されています。
かつての「モーターショー」から名前を変え、単なる「車」の展示会から、陸・海・空すべてを含めた「移動(モビリティ)」の未来を示す場へと進化したこのイベント。
各社が本気で描く未来の姿に、ワクワクが止まりませんでした。また、写真好きの方にはたまらない被写体天国でもあります。
会場のシンボル、東京ビッグサイト。この独特な形状を見ると「来たな!」という実感が湧きますね。

▲未来への入り口、東京ビッグサイト。この幾何学的なデザインもモビリティショーにぴったりです。
目次
東京モビリティショー(旧:東京モーターショー)の歴史
少しだけ歴史のお話を。
このイベントの歴史は古く、第1回は1954年に日比谷公園で開催された「全日本自動車ショウ」まで遡ります。その後「東京モーターショー」として長く親しまれ、日本の高度経済成長とともに自動車産業の発展を象徴するイベントとなりました。
そして近年、産業構造の変化に伴い、自動車という枠組みを超えて、テクノロジーやスタートアップ、他産業も巻き込んだ「ジャパンモビリティショー(JAPAN MOBILITY SHOW)」へと進化。2025年の今回も、まさにその名の通り「未来の移動体験」が詰まった空間となっていました。
Honda(ホンダ):空へ、海へ、宇宙へ!
まず足を運んだのはHondaブース。「Honda技研」の名にふさわしく、車という枠に全く収まらない展示の数々に圧倒されました。

▲まるで宇宙船のようなデザインの海上モビリティ。水上の移動もHondaにかかればここまでスタイリッシュに。
モーターボートやバイク、自転車に加え、なんと展示されていたのは…ロケットです!このロケットは再利用可能なロケット実験機全長6.3m、直径85cm、重量Dry 900kg/Wet 1,312kg)で、2025年6月17日、Hondaとして初となる高度300mまでの離着陸実験に成功しました。(引用Youtube)


▲会場内でひときわ異彩を放っていたロケット。Hondaの夢は宇宙まで広がっています。
もちろん、クルマ好きにはたまらない展示も。復活した「プレリュード」です。

▲黒のボディにシャープなライトが映える新型プレリュード。スペシャリティカーとしての風格が漂います。



▲他にも、EVのコンセプトカーや自転車まで!
MAZDA(マツダ):引き算の美学と内燃機関への執念
マツダのブースは、美術館のような静謐な空気が流れていました。
余計なラインを極限まで削ぎ落とした「引き算の美学」。シンプルなのに、なぜここまで惹きつけられるのでしょうか。マツダは神戸製鋼と組んで、ボディ鋳造技術を洗練させています。


▲滑らかな曲線美に見とれてしまうコンセプトカー。光の反射さえもデザインの一部になっています。
マツダの注目ポイントはデザインだけではありません。**「CO2を回収できる仕組みを備えたエンジン」**の開発も発表されていました。
ロータリーエンジンやSKYACTIVなど、攻めた内燃機関を開発してきたマツダの実績があるからこそ、この技術には期待しかありません。厳しい排ガス規制にも負けず、エンジンの火を灯し続けてほしい…!心からそう思わせてくれる展示でした。

▲新型CX5
SUBARU(スバル):STIが描く「Performance」と「Adventure」
スバルブースは、STI(SUBARU TECNICA INTERNATIONAL)の世界観が爆発していました。
スバル独自の水平対向エンジンと安全装備を核に、2つのシーンで未来を提案しています。スバルが持つ、水平対向エンジンと安全装備で、クルマとの一体感を愉しむ「Performance シーン」
大自然をアクティブに愉しむ「Adventure シーン」に分けて展示さていました。
一つは、クルマとの一体感を愉しむ**「Performance シーン」**。

▲STIの魂を感じる鮮烈なブルー。軽量な車体とエアロダイナミクスを追求したシャープな形状は、まさに未来のスポーツカー。
もう一つは、大自然をアクティブに愉しむ**「Adventure シーン」**。
ゴツゴツした力強い車体デザインは、「この車とならどこへでも行ける、何でも積める」という絶対的な安心感を与えてくれます。

▲こちらも鮮烈なブルー。ごつごつした車体となんでも詰め込めそうな安心感が得られるSUV
Toyota Group(トヨタ・レクサス・ダイハツ):全方位の未来戦略
トヨタグループのブースは、各ブランドの個性が際立つ展示構成になっていました。
- センチュリー: 高級かつ重厚。日本の伝統と格式を感じさせる圧倒的な存在感。
- レクサス: 高級かつ最先端。電動化と知能化を突き詰めた、エッジの効いたデザイン。
- ダイハツ: お手頃かつ高機能。生活に寄り添う、親しみやすくも頼もしいモビリティ。


▲高級かつ重工なコンセプトカー。黒塗りのセンチュリーのイメージが変わりました。

▲闇に浮かび上がるレクサスのシグネチャーライト。鋭い眼光が未来を見据えています。

▲ラグジュアリーな移動空間を提案するコンセプト。スライドドアの開口部が広く、もはや走るラウンジです。まさかの六輪です。
まとめ:未来はワクワクに満ちている
今回の東京モビリティショー2025を通じて感じたのは、「移動」は単なる手段ではなく、まだまだ進化する「体験」だということ。
環境性能やAI技術はもちろんですが、どのメーカーも**「乗り物を操る楽しさ」や「デザインの美しさ」**を忘れていないことに感動しました。
この未来の車たちが街を走る日が待ち遠しいですね!
実際行ってみてのアドバイス
初めてモビリティショーに行きましたが、事前に知っていればという情報もあったので、まとめておきます!
- 試乗ブースも!
- 当日予約で朝8時からアプリで先着になります!
- ランチは東ブースのキッチンカーがおすすめ!
- レストランはかなり混むので、東ブロックの周りを囲むように外にキッチンカーがたくさんあります。そこでランチを食べるのがおすすです。
アクセス情報
会場:東京ビッグサイト(東京国際展示場)
- りんかい線
- 「国際展示場」駅下車 徒歩約7分
- ゆりかもめ
- 「東京ビッグサイト」駅下車 徒歩約3分
※会期中は周辺道路や駐車場が大変混雑するため、公共交通機関の利用がおすすめです。
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