[秋の金時山]絶景と伝説を巡る!ハイキングモデルコース

秋風が心地よい季節、箱根外輪山の最高峰、金時山へのハイキングはいかがでしょうか。燃えるような紅葉、雄大な富士山の眺望、そして心躍る金太郎伝説。今回は、そんな魅力あふれる金時山のモデルコースを、美しい写真と共にご紹介します。

金時山とは?金太郎伝説が息づく、箱根外輪山の最高峰

金時山(きんときやま)は、標高1,212mの、日本三百名山にも数えられる美しい山です。 箱根外輪山の最高峰であり、山頂からは遮るもののない、雄大な富士山の姿を望むことができます。

そして、この山の名を語る上で欠かせないのが「金太郎伝説」です。幼名を金太郎といった坂田金時が、この山で生まれ育ち、熊と相撲をとるなどして元気に遊びまわったと伝えられています。登山道には「金時手毬石」や「金時宿り石」など、伝説にまつわるスポットが点在し、歴史ロマンを感じながら歩くことができます。

息をのむ絶景!仙石原からの縦走コース

今回のモデルコースは、仙石から金時山、矢倉沢峠を経て明神ヶ岳、明星ヶ岳へと続く箱根外輪山の縦走路です。道中は気持ちの良い尾根歩きが続き、時折ひらける展望はまさに絶景です。3時間半のコースで、初心者にも安心のコースです。yamapで登録した私の登山記録です。

秋の彩りに包まれて、登山道はまるで絵画のよう。木漏れ日が差し込む小径や、黄金色に輝くススキの草原など、歩みを進めるたびに景色が変わり、飽きることがありません。

作例:心おどる稜線歩き

矢倉沢峠を越えて続く尾根道は、まさに天空の散歩道。視界が開けるたびに、変化に富んだ景色が広がり、展望の良い稜線歩きを心ゆくまで楽しめます。登山者同士で「こんにちは!」と挨拶を交わすのも、ソロ登山の嬉しい瞬間です

作例:雲海に浮かぶ雄大な山々


登りの途中で垣間見える雲に浮かぶ雄大な山々

作例:金時山から望む富士山


急な登りを越え、視界が一気に開けると、そこは標高1,212mの金時山山頂。息をのむほどの、雄大な富士山が目に飛び込んできます。この日は少し雲がかかっていましたが、季節を考えれば最高のコンディション。山頂の山小屋で一休みしながら、時間を忘れてこの絶景に見入ってしまいました

標高1212m。金時山山頂長い道のりを経てたどり着いた標高1,212mの山頂。ここからの眺めは、まさに努力が報われる瞬間です。

この日は少し雲がかかっていましたが、雲の切れ間から見える雄大な富士山の姿は圧巻の一言。この絶景を眺めながらの休憩は、格別な時間となるでしょう。

金太郎伝説が息づく山

金時山は、昔話で有名な「金太郎」のふるさととしても知られています。本名を坂田金時(さかたのきんとき)という怪力無双の少年が、この山で動物たちと相撲をとって育ったという伝説が残っているのです。日本三百名山の一つであり、箱根外輪山の最高峰として、多くの登山者に愛されています。

下山後のお楽しみ!地元の絶品グルメ

登山の後の空腹を満たすなら、「めし処 いなか家 大地」がおすすめです。地元の食材を活かした温かい料理が、疲れた体に染み渡ります。

アクセス情報

往路

  • 箱根登山バス(湖尻・桃源台行き)
  • 小田原駅東口4番のりば 6:45発 → 仙石 7:25着

復路

  • 箱根登山バス(小田原駅東口行き)
  • 宮城野営業所前 15:35発 → 小田原駅

美しい自然、壮大な景色、そして心温まる伝説。魅力が満載の金時山へ、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。きっと忘れられない思い出があなたを待っています。

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