都心から少し足を延せば、そこは雄大な富士山が迎えてくれる別世界。今回は、富士山周辺の魅力を存分に味わえる、家族や友人とのお出かけにぴったりのドライブモデルコースをご紹介します。動物とのふれあい、神秘的な湧水、絶品グルメ、そして癒やしの温泉と、五感を満たす旅に出かけましょう。
目次
午前:動物たちと大自然に癒される「まかいの牧場」
まず訪れたいのは、朝霧高原に広がる「まかいの牧場」。富士山を望む広大な敷地で、動物たちとのふれあいや様々な体験が楽しめます。

つぶらな瞳が可愛い馬。乗馬体験もできます。

のんびりとした羊たちに癒やされます。ここでは放し飼いにされており、積極的な羊たちに翻弄される?ことができます。

ひょっこりと顔を出すラマ。愛嬌たっぷりです。

まっすぐな瞳で見つめられると、思わずドキッとします。
「まかいの」という名前は、創業者の馬飼野(まかいの)さんの姓に由来します。その歴史は古く、1952年から続いている歴史ある牧場です。動物たちとのふれあいだけでなく、バター作りやチーズ作りなどの体験教室も充実しています。牧場自家製のチーズケーキは絶品なので、お土産にぜひ。ただし、レストランは混み合うことが多いので、早めの時間に行くのがおすすめです。

アクセス情報
- HP:https://www.makaino.com/
- 住所: 静岡県富士宮市内野1327[1]
- 車でのアクセス: 東名高速道路 富士ICから国道139号経由[1]
- 料金: 大人(中学生以上)1,200円、小人(3歳以上)900円(季節により変動あり)
昼食:ボリューム満点!「山中湖畔のステーキ酒場」
牧場で思いっきり遊んだ後は、山中湖方面へ車を走らせ、ランチタイムにしましょう。おすすめは「山中湖畔のステーキ酒場」。

熱々の鉄板で提供される、肉汁あふれる大きなハンバーグ
ここの名物はなんといっても、ボリューム満点のハンバーグ。熱々の鉄板に乗せられて運ばれてくるハンバーグは、肉厚でジューシー。ドライブのエネルギーチャージにぴったりです。
アクセス情報
- HP:https://steak-sakaba.net/index.html
- 住所: 山梨県南都留郡山中湖村山中125 2階
- 車でのアクセス: 東富士五湖道路 山中湖ICから車で約10分
午後:神秘の湧水池「忍野八海」を散策
お腹が満たされたら、次に向かうのは国の天然記念物であり、世界文化遺産「富士山」の構成資産でもある「忍野八海」です。

「日本名水百選地」の石碑。その水の清らかさはお墨付きです。
かつてこの地にあった忍野湖が富士山の噴火活動によって涸れ、湧水池だけが残ったのが忍野八海のはじまりです。富士山に降った雪解け水が、何十年もの歳月をかけてろ過され、8つの池となって湧き出ています。

どこまでも透き通った水の中を、魚たちが優雅に泳ぎます。
古くから富士信仰の霊場とされ、富士山に登る修験者たちが水行を行った場所でもあります。その神秘的な雰囲気と、驚くほど透き通った水の美しさに、心が洗われるような時間を過ごせるでしょう。
わき水も飲めるのですが、今まで私が飲んだ水の中で一番おいしかったです。ネット通販等でも販売しているので、ふるさと納税でもおすすめです。
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アクセス情報
- HP:https://oshino-navi.com/187-2
- 住所: 山梨県南都留郡忍野村忍草
- 駐車場: 周辺に有料駐車場あり
旅の締めくくり:絶景露天風呂「山中湖温泉 紅富士の湯」
ドライブの疲れを癒やすのは、やっぱり温泉。「山中湖温泉 紅富士の湯」は、富士山を間近に望む絶景の露天風呂が自慢の日帰り温泉施設です。

山中湖ではウォータースポーツも楽しめます。
平成8年(1996年)に村営の日帰り温泉として開業したのが山中湖温泉の始まりで、「紅富士の湯」は平成10年(1998年)にオープンしました。泉質はpH10.3という高いアルカリ性単純温泉で、「美人の湯」とも言われています。肌の汚れや古い角質を取り除く効果が期待できる、肌に優しいお湯です。
四季折々の富士山の姿を眺めながら温泉に浸かれば、旅の疲れも吹き飛んでしまうはず。特に冬の朝焼けに染まる「紅富士」は格別です。
アクセス情報
- HP:https://www.benifuji.co.jp/
- 住所: 山梨県南都留郡山中湖村山中865-776[
- 車でのアクセス: 東富士五湖道路 山中湖ICから約3分
- 料金: 大人900円、中高生700円、小学生350円
まとめ
いかがでしたか?動物、自然、グルメ、温泉と、富士山麓の魅力を一日で満喫できるドライブコース。次の休日は、このモデルコースを参考に、心に残る素敵な旅へ出かけてみてください。
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