[横浜20分]見て、触れて、味わう!「キリンビール横浜工場」

ビール好きにはたまらない、五感で楽しむ特別な体験がここにあります。今回は、キリンビールのこだわりとおいしさの秘密をたっぷり体感できる「キリンビール横浜工場」の工場見学をご紹介します。休日はもちろん、平日も開催されているので、ビールがもっと好きになること間違いなしのツアーへ出かけてみませんか?

▲できたての「キリン一番搾り生ビール」。きめ細やかな泡と美しい黄金色がたまりません。

ビールの歴史は横浜から始まった

日本のビール産業は、実は横浜の地から始まりました。明治初期、横浜の山手に設立されたブルワリーがその原点です。その一つ、アメリカ人技師ウィリアム・コープランドが開いた「スプリングバレー・ブルワリー」がキリンビールの源流となっています。横浜の良質な水を用いて造られたビールは評判を呼び、日本のビール文化の礎を築きました。[3] キリンビール横浜工場は、1926年に現在の生麦の地で操業を開始し、その歴史を受け継いでいます。

▲近代的なデザインが印象的なキリンビール横浜工場の外観。ここからおいしいビールが生まれます。

五感で感じる!ビールの素材と製法

工場見学の魅力は、なんといってもビールの製造工程を間近で見られること。ツアーでは、ビールの主原料である麦芽(モルト)とホップに実際に触れることができます。

▲ビールのうまみの元となる麦芽。試食もでき、香ばしい風味と自然な甘みが口に広がります。▲ビールの爽やかな香りと苦みの元、ホップ。鼻を近づけると、あのビール特有の良い香りがします。

▲巨大なタンクが並ぶ醸造工程のエリア。ビールの品質を保つため、ここでは約1〜2ヶ月かけてじっくりと熟成させます。ビール発酵工程。ここで複数の段階で麦とホップをかき混ぜ、麦酒鋳造をする。

そして、ツアーのハイライトの一つが、「一番搾り製法」の秘密に迫る麦汁の飲み比べ体験です。[5] 「一番搾り麦汁」と「二番搾り麦汁」を飲み比べると、その違いに驚くはず。一番搾り麦汁は、雑味がなく非常に甘くて濃厚。この麦汁だけを贅沢に使用することが、「一番搾り」のすっきりとしたおいしさの秘訣なのです。[6][7]

▲一番搾り麦汁(右)と二番搾り麦汁(左)。色の濃さだけでなく、味の違いもはっきりと分かります。

お待ちかね!できたてビールのテイスティング

見学ツアーの最後には、お待ちかねの試飲タイムが待っています。[8] ここでは、定番の「一番搾り生ビール」に加え、「一番搾りプレミアム」「一番搾り<黒生>」の3種類を飲み比べることができます。

  • キリン一番搾り生ビール: 王道のクリアな味わい。
  • 一番搾りプレミアム: 麦の甘みやうまみがより一層感じられる、リッチな一杯。
  • 一番搾り<黒生>: ローストされた麦芽の香ばしさと、ホップの心地よい苦みが特徴。

それぞれの個性をじっくりと味わえる、最高の時間です。

▲(左から)一番搾り、一番搾りプレミアム、一番搾り<黒生>。それぞれの色や香りの違いを楽しめます。

工場見学を120%楽しむために

この魅力的な工場見学は、完全予約制です。特に週末は混み合うため、早めの予約がおすすめです。平日に訪れると、工場が稼働している様子を見られる可能性が高く、より一層楽しめるかもしれません。

【基本情報】

【アクセス情報】

  • 京浜急行線「生麦駅」より徒歩約10分
    生麦駅の商店街を国道15号(第一京浜)まで直進し、交差点「生麦駅入口」を右折。第一京浜沿いに進むと左手に見える「ウェルカムゲート」から入場します。
  • JR京浜東北線「新子安駅」より徒歩約20分
  • JR京浜東北線「鶴見駅」よりタクシーで約10分
  • JR「横浜駅」よりタクシーで約20分

見て、知って、味わって。「キリン一番搾り生ビール」のこだわりとおいしさの秘密を発見できる工場見学へ、ぜひ足を運んでみてください。ビールへの愛情がさらに深まる、特別な体験があなたを待っています。

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